【ロサンゼルス時事】米大リーグの2022年シーズンの最優秀選手(MVP)が17日に発表され、ア・リーグの最終候補3人に残っていたエンゼルスの大谷翔平選手は2年連続の受賞を逃した。リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初選出。ナはカージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手が初受賞。
大谷は今季、投手で15勝9敗、防御率2・33、打者で打率2割7分3厘、34本塁打、95打点の成績。1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりに同一シーズンの2桁勝利、2桁本塁打を達成した。同一年に規定打席と規定投球回に到達したのは、ワールドシリーズが始まった1903年以降で初めてだった。