苫小牧市スポーツ協会主催の「オリンピアンスケート体験教室」が10月28日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で開かれた。ソチから北京までの五輪3大会連続でアイスホッケー女子日本代表主将を務めたFW大澤ちほさんの手ほどきを受けて、市民がスケーティングの基礎を学んだ。
市内の小学生、大人33人が参加。大澤さんの弟、翔さん(ダイナックス所属)も講師としてスケーティングで汗を流し、最後はスティックとパックを使ってシュートを打つなど、アイスホッケーの体験も行われた。
スケートの楽しさやアイスホッケーの魅力を伝えたい―と指導した大澤ちほさんは「さすが苫小牧の子どもたち。熱心に取り組んでくれて1時間で大きく成長していた。今後もこうした活動を増やして、少しでもアイスホッケーに興味を持ってもらえたら」と語った。
学校に配られたお便りを見て参加した梅坪莉歩さん(美園小1年)は「最初は難しかったけど、楽しかった。アイスホッケーがかっこいいと思った」。大澤さんから帽子の裏にサインをもらっていた阿部宗太郎君(日新小1年)は「ストップが少し難しかった。普段からレッドイーグルスの試合を見に行っている。アイスホッケーを始めてみたい」と笑顔で語った。