樽前山を臨める開放的な空間が印象的な北洋大学(苫小牧市錦西町)内の食堂。市民も自由に利用することができ、食事はもちろんカフェ利用もお勧めだ。
自慢の一品はチャーシュー丼(400円)。白飯の上に、甘辛だれのチャーシューが約100グラム、その上に長ネギと煎りごま、マヨネーズがトッピングされて提供される。チャーシューは、豚バラブロック肉を一度ローストし、しょうゆだれに漬け込んだ後、甘辛だれで煮込んでいる。
しょうゆだれは自家製。シイタケやタマネギ、ニンジン、リンゴなどを煮詰めたオリジナルのたれで、野菜や果物のうま味が凝縮。つぎ足しして作っていることから、日々うま味がアップしている。
オーナーの杉山晃一さん(43)によると、同品は約40種類のメニューの中でトップ3に入る人気商品だといい、1人で2食食べる学生もいるという。
このほか、シフォンケーキやクッキーといった菓子も充実している。杉山さんは「市民の来場も多い。気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛けている。
「民報見たよ」と伝えると、10月末までコーヒー(150円)を無料サービスする。
苫小牧市錦西町3の2の1。営業時間は午前11時~午後4時で、平日のみの営業。大学の夏季・冬季休暇に付随して休み。電話0144(68)6537。