安平町は、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の来場者が5月に200万人を突破した記念として、町有分譲地10区画を通常価格より大幅に値下げして販売する減額キャンペーンを実施している。D51にちなんで町民には最大約9割引きとなる51万円で提供するほか、町外者にも通常価格の8割ほど割り引いて販売する。受付期間は来年3月31日まで。
町の移住施策の一環。2019年度から3カ年で行った同キャンペーンでは4件の申し込みがあった。
今回格安販売するのは、JR追分駅から徒歩8分ほどの場所にある同町追分白樺2の「ラ・ラ・タウン・おいわけ」(敷地面積1区画249~295平方メートル)10区画。町によると、通常400万~500万円のところ、町内に1年以上居住している人は51万円、それ以外の人は81万2400~97万7600円で購入できる。2年以内に住宅を建てるのが条件となる。
ラ・ラ・タウンおいわけのJRや空港、港へのアクセスの良さと好立地をうたい、移住定住につなげたい考え。町政策推進課は「最近は資材高騰で建設費などが上昇している分、土地代はかなり減額した。ぜひこの機会に」とアピールする。
問い合わせは同課 電話0145(22)2751。