白老美術協会(田中照比古会長)は18日まで、白老町本町の町コミュニティセンターで第54回「白美展」を開いている。60~80代の会員18人の絵画、彫刻、陶芸の作品を計26点並べている。観覧無料。
昨年はコロナ禍で中止したため、2年ぶりの開催。中止は2018年の胆振東部地震の影響以来2回目という。
会場には、ヨコスト湿原など町内を描いた風景画のほか、個々に旅した室蘭市、釧路市、函館市などの風景、花などをモチーフにした静物画が並ぶ。
味わい深い陶製の花器や彫刻も展示し、訪れる人たちの目を引き付けている。田中会長は、「円熟の境地にある個々の会員の作品をぜひ見に来て」と呼び掛けている。