白老町教育委員会は、25日から町陣屋町の仙台藩白老元陣屋資料館で開講する2022年度地域人材育成・活用事業「おもてなし・コミュニケーション講座」の受講者を募集している。
町教委は16年度から、民族共生象徴空間(ウポポイ)開設に伴う受け入れ環境整備のため、町の歴史や文化を伝え、「おもてなしの心」を持ったガイドの育成に取り組んでいる。
講座は、受講者のおもてなしとコミュニケーション能力を高め、ガイドとしての基盤を養成するのが目的。開講日は25日、11月13、20、27日。各回午後1時半~同3時半。講師と講演テーマは▽25日 北海道開拓の村館長の中島宏一氏、「そもそもボランティアって何!?」▽11月13日 マナー講師でフリーアナウンサーの岡部祥子氏、「接遇マナーで好感度アップ!!」▽20日 元北海道医療大学准教授の長谷川聡氏、「来館者をもてなすボランティア・コミュニケーションの実際!!」▽27日 元苫小牧駒澤大学教授の岡田路明氏、「博物館施設におけるガイドの楽しみ方!!」。毎回、対話やグループワークによる実践を行う。
対象は同資料館の友の会会員や町民で、定員は各回20人。受講費は1人200円。
申し込みは白老元陣屋資料館 電話0144(85)2666。