22日早朝、とましんスタジアムで準決勝1試合が行われ、苫小牧ヤンキースが11―2で下川原アルミ工業を下し、栄冠へ王手をかけた。
▽準決勝
下川原アルミ工業
0101―2
209X―11
苫小牧ヤンキース
(四回時間切れ)
(下)坂本、寶福、平澤―山川
(苫)三塚―山崎
?梅田(苫)
?三塚(苫)
?梅田(苫)
▽球審―成田昭
▽塁審―沼袋、畑垣、玉田
苫小牧ヤンキースは初回、梅田の適時打などで2点を先制。三回には7安打を集め、打者一巡の猛攻で9点を奪った。
下川原アルミ工業はヤンキース三塚に3安打に封じられた。
―【けさのヒーロー】苫小牧ヤンキース・梅田拓也内野手(36)「勝利に導く、主砲の猛打」
本塁打を含む3打数3安打と大暴れの主砲。「今年は打率2割と不調だったので、何とかチームの役に立ててよかった」と笑顔を見せた。
三回、先頭打者の梅田は「初球に甘い球が来たら振り抜こうと決めていた」と豪快にレフト柵越えに本塁打を放ち、打線に火を付けた。打者一巡で迎えた第3打席にも適時2塁打で、この日3打点の活躍でチームを勝利に導いた。
栄冠まであと1勝に迫った。「次の試合でも打撃でチームに流れを引き寄せて、必ず優勝旗を手にしたい」と闘志を燃やしていた。