8日早朝、苫小牧市清水野球場で準々決勝1試合が行われ、ちぇいさぁが共栄重車輌を下してベスト4へ進出した。
▽準々決勝
ちぇいさぁ
010100―2
000000―0
共栄重車輌
(六回時間切れ)
(ち)楠征―楠昌
(共)荒井、圓中―江島
?玄地(共)
▽球審―赤堀
▽塁審―沼袋、畑垣、岡田
ちぇいさぁは二回、2死二塁から楠昌の適時打で先制。四回の好機も楠昌の内野安打で追加点。
共栄重車輌は初回の1死二、三塁、四回の2死満塁に一本が出なかった。
―〔けさのヒーロー〕楠征貢投手(23)要所で集中切らさず
7安打を浴びながらも要所で力投、奪った三振は9。「今季は調子が悪かったので…。きょうは力を抜いて打たせて取るように投げました」と汗をぬぐった。
初回からストレートと抜いたカーブで打者をかわした。「低めに集め、コースだけ気を付けた」。後半の走者を背負う場面は「疲れてましたよ」と苦笑い。それでも「今季はラッキーが続いていたので何とかなると思った」と集中力は切らさなかった。少ないチャンスに打った打線の援護も追い風になった。いよいよ4強。「投げる機会があれば、チームが勝てるように頑張ります」と引き締めた。