ハスカップの栽培面積日本一を誇る厚真町で、ハスカップ狩りのシーズンを迎えている。紫色に熟した実を摘み取りながら、旬の味覚を堪能できる。ただ、今季は天候不良などで実のなりが悪く、休園や一般の受け入れを早めに終了した農園も多い。
町内東和にある畑嶋農園は6月29日から、観光農園として一般の受け入れをスタート。担当者によると、6月に悪天候が続いたこともあって「収量は例年の半分くらい」という。それでも、町外からも多くの人が訪れ、ハスカップ狩りを楽しむ光景が見られた。
町内のハスカップ農園に関する情報は、こぶしの湯あつま、ハスカップカフェLabo、ハマナスクラブ厚真藤井店、まちなか交流館しゃべーる、Aコープかみあつま折坂店で「ハスカップ狩り情報ボード」を掲示するほか、町観光協会のホームページで紹介している。同協会によると、16園のうち8農園が休園、2農園がすでに一般開放を終了している。