白老町、登別市、厚真町の上下水道工事指定業者、白老設備工業(谷島洋平社長)=白老町若草町1=は5月2日から、商号を「北洋公管(ほくようこうかん)」に変更する。谷島社長(44)は「先代が築いてきた技術と信用をつなぎつつ、次なる変化に備え、大海原に乗り出すような身が引き締まる思いだ」と決意を新たにしている。
同社は1969年7月、有限会社白老設備工業所として設立。商号の変更は、これまで95年に有限会社白老設備工業、98年に株式会社白老設備工業と2度行っている。「北洋」には白老町から広がる太平洋をイメージ。「皆さん」という意味の「公」とライフラインとしての「管」から「多くの皆さんのライフラインを預かる」という思いを込めた。
創業から半世紀となる52年がたち、町内のみならず町外の水道施設工事や土木工事、暖房や厨房の設備工事、井戸のポンプ工事などを手掛けてきた。5月2日は、5月の平日のスタートでもあり「記憶にとどめてもらいやすいのでは」と谷島社長。社屋の看板の付け替えも2日に行う予定だ。
今回の変更は商号のみで、業務内容や社員人事に変更はない。谷島社長は「さらなる飛躍を目指し、新たな半世紀に向けて力を尽くしていく。これからも変わらぬご愛顧を賜りたい」と話している。