白老ライオンズクラブ(LC、中村祐志会長)は13日、町内4保育園の園児に贈る交通安全の缶バッジ「こぐまクラブワッペン」200個を町役場に届けた。1982年から続ける活動で、今年で40年目。
町内各園には、園児や保護者で組織し、交通安全教育を行う「こぐまクラブ」がある。白老LCは毎年、春の全国交通安全運動期間中、同クラブの発会式で園児に缶バッジを直接渡してきた。2020年からは、新型コロナウイルス感染症の予防対策で町役場に届けている。
缶バッジは直径約5センチで、子熊のイラストをあしらっている。戸田安彦町長に手渡した広地紀彰第1副会長は「事故の多発が懸念される時期の啓発は、継続していくことに意味がある」と、50年目に向けた取り組みに意欲を示した。戸田町長は「日頃から社会奉仕を中心とした活動をされており、すてきな缶バッジにも感謝している」と語った。