特性生かした活動を おもてなしガイドセンターが学習会 白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年3月28日

 白老町民でつくる「白老おもてなしガイドセンター」が26日、会員向けの初の学習会を町コミニュティセンターで開いた。地域資源活用の商品開発などを手掛ける地元企業BLUE SALMON(ブルーサーモン)代表の貮又聖規さん(50)が講師を務め、白老の特性を生かした観光ガイドについて助言した。

 同センターは、民族共生象徴空間(ウポポイ)を核とした観光のまちづくりに一役買おうと、町民有志らが昨年春に設立した。地域の観光スポットを案内するコースを設定し、昨年10月に本格活動をスタート。これまでに道内外の旅行会社などから19回の依頼があり、計214人の旅行者をガイドした。会員数は現在21人を数える。

 ガイドは今年度、無料としていたが、新年度から有料にし、会員に還元する方針。このため、ガイド活動の質を高める取り組みとして初の学習会を企画した。観光業界に詳しい貮又さんを講師に招き、会員ら13人が参加した。

 学習会で貮又さんは、「白老おもてなしガイドセンターがまちを元気にする!」をテーマに講演。日帰り団体ツアー客に対する観光ガイドについて「ウポポイに立ち寄る団体客をターゲットにする場合、ウポポイではできない体験を提供することが大事」と助言。「白老全体をテーマパークとして捉え、まちが掲げる多文化共生を感じてもらう活動が必要だ」と述べ、貮又さんが町役場の職員時代、虎杖浜地区に伝わる盆踊りやべこ餅作りの新潟文化を体験してもらう観光プランを作り、好評を得た事例を紹介した。

 ガイドの有料化に向けては「ガイド技術の向上や記念品、観光マップの製作に加え、プラスアルファの感動を与えること」とし、白老の自然や歴史、文化、風土などを生かした体験メニューの作り込みが重要と強調した。

 最後に貮又さんは「観光ガイドはまちを元気にする存在。旅行者が白老を好きになり、移住につながれば、経済効果はかなり高いものとなる」と話し、同センターの今後の取り組みに期待を寄せた。

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