白老町環境審議会(相吉正亮会長)は24日、町役場で会合を開き、第3期町環境基本計画改定に関する町への答申案を取りまとめた。
環境施策の方向性を示した第3期環境基本計画は2016年度に策定。25年度までを期間としているが、「持続可能な開発目標(SDGs)」(16~30年)の推進など環境をめぐる社会情勢の変化を踏まえて見直しを図ることにし、改定について1月に同審議会へ諮問した。
24日の会合で同審議会は、答申案の中身について協議。改定計画に基づき、温室効果ガス排出抑制やプラスチックごみ問題への対応、食品ロス削減といった施策を推進するよう求める内容で答申案をまとめた。
同審議会は28日、町に答申書を提出する。これを踏まえて町は、今月末までに環境基本計画改訂版を作成する。