厚真、安平、むかわの胆振東部3町にある小中学校全15校で24日、一斉に修了式が行われた。児童、生徒は1年間の努力の証しが示された修了証書を受け取って1年間を振り返りつつ、春休み、新年度への思いを新たにしていた。
厚真町の厚南中学校(石田憲一校長)では午前10時50分ごろから、同校体育館で2021年度修了式が始まり、学年ごとに代表生徒が修了証書を受け取った。この後、各学年と生徒会の代表がこの1年の成長を振り返りながら、春からの決意を発表した。
石田校長は「修了証書を受け取るということは、『終わりました』ではなく、『しっかり身に付けました』ということ。先輩たちが築いてきたものを受け継いでくれているのでは」と頑張りをたたえ、「何事にも挑戦し、活力ある学校にしてくれることを感じた」と今後への期待を語った。その後、2人の教諭の離任式を併せて行い、なれ親しんだ先生との別れを惜しんでいた。
このほか、3町の各高校でも修了式が行われた。