任期満了に伴う日高町長選は22日告示され、現職の大鷹千秋氏(65)=無所属=が立候補を届け出た。他に届け出はなく、無投票で大鷹氏の再選が決まった。2018年の初当選に続き、2期連続の無投票当選。
大鷹氏は午前9時ごろ、門別本町の選挙事務所前で第一声。「4年前、まちを元気にと選挙に出たが、新型コロナウイルスで思うように町民との関わりを持つことができなかった。改めて2期目に実行していきたい」と訴え、門別小・中学校を小中一貫校として改築する基本構想などに支持を呼び掛けた。
午後5時に届け出が締め切られ、当選が確定すると、事務所の支持者から大きな拍手が送られた。
大鷹氏は旧門別町生まれ、国学院大学法学部卒。1979年に旧門別町役場に採用され、日高町教育委員会管理課長、同町総務課長などを歴任し、2017年4月から町農協監事、18年4月に町長に初当選した。