任期満了に伴うむかわ町長選で、3選を果たした竹中喜之氏(68)と、新町議となった13人の当選証書授与が21日、町産業会館で行われた。
町長選は、現職の竹中氏が3期連続の無投票で当選。町議選は定数13と同数の立候補者で、町長選同様に無投票となり、現職8人、元職1人、新人4人が当選を決めた。
授与式であいさつした町選挙管理委員会の出蔵貢委員長は「今後の4年間、人口減少や少子高齢化などの課題に取り組まなければならない。新たなむかわ町を形成する大変重要な時期になるが、住民福祉の向上のために頑張ってほしい」と期待を述べた。
3期目に臨む竹中氏は当選証書を手に「責任の重さを痛感し、身の引き締まる思い」と言い、「新型コロナウイルス対策をはじめ、山積している課題に一つ一つ取り組んでいくこと、今を大事にしながら、新しい時代の流れに対応した未来志向型のまちづくりを町民、議員と共に進めていきたい」と決意を新たにしていた。
任期は、町長が23日から、町議は4月23日から、いずれも4年間。