低気圧の影響で、15日の胆振日高地方は各地でまとまった雪が降った。白老町でも12センチを観測し、町は町内全域に除雪車を出動させた。
除雪車の全域出動は今季5回目となり、町民も午前中から雪かきに汗を流した。自宅前で雪はねに追われていた男性は「湿った重い雪だから作業が大変。もう降らないでほしいね」と話した。
今冬の白老町は雪の日が多く、気象庁のデータによると、1月の降雪量は126センチと平年(68センチ)の約2倍。2月は82センチで平年(76センチ)を上回った。3月は15日までに96センチに達し、平年の56センチを既に超えた。
室蘭地方気象台が発表した胆振日高地方の向こう1週間の天気予報によると、19、20日にも雪が降るという。