ロシアのウクライナへの軍事侵攻をめぐり、むかわ町と町議会は9日、ロシア大使館に竹中喜之町長、小坂利政議長の連名で抗議文を送った。全文は同日、町のインターネット交流サイト(SNS)フェイスブックで公表した。
抗議文には、「ウクライナの主権、一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法に違反する行為であり、断じて容認することはできません」「多くの犠牲を生み、平和を希求する人々の願いを踏みにじるものであり、ましてや核兵器を使用することがあってはなりません」などと記載。
同町が「非核平和の町」を宣言している町であることにも触れ、「即時に攻撃を停止し、部隊を撤収することを強く求めるとともに、一刻も早い平和的な解決を強く求めます」と訴えている。