安平町議会は18日、臨時会を開き、現在早来地区で整備している小中一体型校舎の建設主体工事に係り、2022年度での執行をあらかじめ定める債務負担行為に増額分3800万円を追加した21年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
町によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響による「アイアンショック」「ウッドショック」と呼ばれる資材価格の高騰、鋼材の需要逼迫(ひっぱく)などによる増額。これにより来年度の学校整備に関する債務負担行為補正は3800万円増え、20億1400万円となった。
また、校舎着工時から1月20日までに施工済みの設計変更分で、390万円値上がりする請負工事の変更を専決処分したことも承認した。
このほか、小中一体型校舎への移行に合わせて23年1月から施行する町立学校設置条例の一部改正についても可決した。