道内の縄文時代の生活や遺跡・遺物を紹介する「北の縄文パネル展」が、安平町の早来町民センターエントランスホールで開かれている。昨年7月に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産になっている北黄金貝塚(伊達市)、入江貝塚・高砂貝塚(洞爺湖町)をはじめ、縄文時代の生活文化をパネルで紹介している=写真=。
同パネル展は11日スタート。胆振総合振興局が道内の縄文文化に対する理解を深めてもらおうと、管内各地を回って開催している。安平町では当初、昨年9月に予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令で施設が臨時休館したため、延期となっていた。
縄文時代や当時の生活文化の解説、構成資産の場所などを紹介するパネルを20枚ほど掲示。自由に手に取れるパンフレットやクリアファイルも用意している。展示期間は23日まで。
問い合わせは、同振興局環境生活課 電話0143(24)0780。