厚真町豊川の三ケ月沼で5日、今季のワカサギ釣りがようやく解禁された。降雪の影響などで例年より遅めとなったが、オープンを待ちわびた町内外からの釣り愛好者らでにぎわっている。
今季は1月中旬にまとまった雪が降った影響もあり、氷の状況が悪く、昨年より2週間ほど遅いオープンとなった。現時点の氷の厚さは20センチほどで、圧雪された雪を合わせると、30センチほどになるという。
初日は好天に恵まれ、釣り愛好家や家族連れらが午前中から続々と来場。テントを張り、それぞれで氷に穴を開けて釣りを楽しむ様子が見られた。開場と同時に訪れた千歳市在住の70代男性は「毎年来ている。よく釣れている」と大きめの瓶いっぱいに釣ってご機嫌だった。
三ケ月沼は土日曜日と祝日の午前7時~午後5時の営業。大人1000円、小学生以下500円。例年3月上旬まで開場しているが、管理人は「今年は雪の影響で凍っている氷盤が弱いため、2月いっぱいまで営業できたら」と話している。
問い合わせは、三ケ月沼管理人 電話0145(27)3410。