白老町議会は1月31日、定例会1月会議を開き、2021年度一般会計補正予算など議案3件を原案通り可決した。
行政報告で戸田安彦町長は、町立国保病院に昨年11月から常勤する趙重文内科医(70)が体調不良を理由に同日付で退職したことを報告。同病院に採用された常勤医が短期間で辞めるケースが相次いでいることを踏まえ、戸田町長は「患者や家族に大変な心配と迷惑をお掛けしている。町立病院の医師が安心して医療提供に専念できる環境づくりに努めたい」と述べた。
議案の一般会計補正予算は、今年度予算に2億1388万8000円を追加し、総額122億2256万2000円とする内容。町立国保病院改築の基本設計費などを盛り込んだ。また、定例会では萩野小学校大規模改修工事の請負金額の増額専決処分など報告2件を承認した。