安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」横にある柏が丘球場内に冬期間限定で特設される雪上パークゴルフ場が25日にオープンした。町内外から訪れた愛好者たちが雪の上でプレーを楽しんだ。
町民の体力づくりと交流の場としてスノーモービルなどで場内を整備し、全18ホール(全長約890メートル)をこの時期に開設する。町パークゴルフ協会がコースを管理している。
初日は青空が広がり、温かい日差しが場内に差し込んだ。愛好者は雪の上での慣れないショットにボールをコントロールできず苦戦した様子だったが、屋外でのラウンドを満喫。苫小牧市から来場した阿部正俊さん(71)は「雪の上だが、うちの中にいるより楽しいし、良い運動になる」と言い、「ちょっと遠いが、週に1回くらいなら通える」と笑顔だった。
パークゴルフ場の利用時間は、午前9時30分から午後3時でプレー代は無料。クラブとボールの貸し出しも行っている。3月上旬まで開設を予定しているが、コースの状況や新型コロナウイルス感染症の影響により変更になる可能性がある。
同協会は、利用する際に受付名簿に氏名、市町村名の記入の協力を呼び掛けている。