白老町は14日、町環境審議会(相吉正亮会長)に第3期環境基本計画の改定について諮問した。
白老町の環境施策の方向性を示した第3期環境基本計画は2016年度に策定。26年度までの期間としているが、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」(16~30年)の推進や、温室効果ガス排出ゼロを目指した改正地球温暖化対策推進法の施行など、環境をめぐる社会情勢の変化を踏まえて計画の改定を図ることにした。
町役場で開かれた審議会の会合で戸田安彦町長は「環境問題への対応が重要性を増している。時代に合った改定をお願いしたい」と述べ、相吉会長に諮問書を手渡した。
審議会は今後、計画の見直しを図り、3月に町に答申する。