安平町内で長きにわたり、国勢調査員をはじめとする各種統計活動に取り組み、瑞宝単光章(国勢調査功労)を受章した同町追分豊栄の杉渕誠司さん(75)の叙勲伝達式が14日、追分地区の町役場総合支所で行われ、及川秀一郎町長から勲記、勲章が手渡された。
杉渕さんは、1975年10月に国勢調査員として任命されて以来、2015年まで9回(40年)にわたり国勢調査に従事。それ以前から農林業センサス調査員として9回(40年)、北海道農業基本調査員として計27回の踏査に当たった。
杉渕さんは「国からの表彰状に身が引き締まる思い。これからも表彰されたことを大事に受け止めて、少しでも長生きしたい」と喜びをかみしめていた。