白老観光協会(福田茂穂会長)は3日、白老町に2022年度観光振興施策に関わる要望書を提出し、宿泊料割引で観光需要を喚起する「ウェルカムしらおいキャンペーン事業」の継続などを求めた。
福田会長や上村篤正副会長、前田智宏専務理事ら協会役員が町役場を訪れ、戸田安彦町長に要望書を手渡した。
要望は同キャンペーン事業継続支援をはじめ、▽地域づくり法人(地域DMO)本登録に向けた専門人材の確保▽道の駅登録を目指した多目的ホール建設▽町内周遊型街歩き事業の実施▽民族共生象徴空間の公園内での有償ガイド支援―など8項目。
福田会長は「新型コロナの影響を受けた地域経済の回復に向けても、より一層の観光施策が重要」とし、22年度町予算への反映を求めた。