少年野球の2021苫小牧ウエスタンズ・ホープ野球大会が14日、苫小牧市少年野球場で開かれた。市内西部と白老町のチームに在籍する小学4年生以下選手や競技未経験者など総勢84人が参加。各種ミニゲームなどを通じて、野球の楽しさに触れた。
加盟9チームで組織する苫小牧ウエスタンズが2016年から行っている競技普及とチーム間交流イベント。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに開催された。
午前、午後の2部に分け、感染症対策を徹底しながら実施。主に3年生以下の参加者はボールで的を射抜くストラックアウト、球速を競うスピードガンコンテスト、塁間走のタイムトライアルなどに挑戦した。
4年生は初の試みとなる3チームに分かれたともえ戦で、公式戦さながらの好ゲームを展開した。
苫小牧ウエスタンズの長谷川慎幹事長(北光ファイターズ監督)は15人のチーム未所属児童が参加したことに触れ、「少年野球の人口増加につながれば」と期待する。参加者のほとんどは来年度以降、各チームの屋台骨を支える存在になる。「野球の楽しさをいつまでも忘れることなく頑張ってほしい」とエールを送った。