新型コロナウイルス感染拡大により北海道に発令されていた緊急事態宣言が20日で解除されたことを受け、安平、むかわの2町は全面的に休館、休止していた公共施設の利用を再開した。ただ、安平町は一部まん延防止等重点措置の適用区域から訪れる人の利用を中止。むかわ町では休館、休止を継続する施設があるほか、その他施設の利用を町民に限定する措置を取る。
安平町は21日から、公民館やスポーツ施設など町所館施設を通常通り再開させたが、ときわ・鹿公園の両キャンプ場、ときわ公園・鹿公園・ときわキャンプ場のパークゴルフ場は、札幌市などまん延防止等重点措置区域からの利用を制限する。14日から先行して営業を再開した道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」は、21日からの営業時間を午前9時~午後5時に拡大した。
一方のむかわ町は、穂別博物館や穂別キャンプ場など4カ所の引き続き臨時休館、休止を決定。道の駅「四季の館」やぽぽんた市場など観光施設を除く公共施設、社会教育施設については7月11日まで利用を町民限定とする。
両町で引き続き規制する施設は次の通り。
安平町
【まん延防止等重点措置区域からの利用中止】▽キャンプ場(ときわ・鹿公園)▽パークゴルフ場(ときわ公園・鹿公園・ときわキャンプ場)
むかわ町
【休館・休止】▽穂別博物館▽中村記念館▽穂別キャンプ場▽樹海温泉はくあ
【町民限定】▽鵡川町民体育館▽鵡川運動公園パークゴルフ場▽町ゲートボール場▽田浦野球場▽むかわテニスコート▽鵡川スケートセンター▽学習交流センターまなぶ館▽生涯学習センター報徳館▽四季の館まなびランド図書室▽穂別スポーツセンター▽穂別野球場▽穂別ふれあいパークゴルフ場▽穂別テニスコート▽穂別図書館▽学校開放(鵡川中央小、宮戸小、穂別小、鵡川中)