道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに87人確認し、18人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは3日連続。このうち32人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1319人、感染者は延べ4万633人(実人数4万541人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の10人(60代男性、70代男性、80代男女2人、90代男女3人、年代・性別非公表3人)、札幌市が8人(30代男性、50代男性、60代男性、80代男女3人、90代男性、100歳代女性)。日別の死者が10人を上回るのは2日連続。
道は、22人の感染を確認。内訳は、苫小牧市1人(60代男性)を含む胆振管内2人のほか、空知管内9人、釧路管内4人、石狩管内3人、上川管内2人、日高、渡島両管内各1人。
札幌市は、56人(再陽性1人含む)の感染を確認。市内の認可保育施設で新たなクラスターが発生し、5人(職員3人、園児2人)の陽性が判明した。
小樽市は4人、函館市は3人、旭川市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万5988人。15日現在の患者数は3326人で、重症は前日から2人減って32人。14日時点の入院患者の病床利用数は、前日から5床増の952床となっている。