IH・レッドイーグルス北海道 ユニホーム発表―菅原監督らスタッフ3人が続投

  • アイスホッケー, スポーツ, レッドイーグルス
  • 2021年5月11日
ユニホーム発表会見でホーム用を身にまとう相木(左)とアウェー用を着たハリデー(右)=10日、白鳥王子アイスアリーナ資料展示室

  アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(前王子イーグルス)は10日、白鳥王子アイスアリーナ内=苫小牧市=でユニホーム発表会見を開いた。前チーム同様ホームは赤、アウェーは白をそれぞれ基調とする一方、デザインや配色をがらりと刷新した。併せて菅原宣宏監督(46)、荻野順二(42)、小川勝也(35)両コーチの続投も発表され、新チームは6月1日から始動する予定だ。

   ユニホームは運営会社の出資元である王子ホールディングス(東京)内で作られた数種類の候補の中から選定。ホーム用は、ワシの足先をモチーフに勝利を「わしづかみする」意志を込めた「スピリットマーク」を中央に配する。アウェー用には今年4月に発表したレッドの「R」、イーグルスの「E」を組み合わせたシンボルマークを据えた。

   ユニホーム下部や袖にある直線の折れ曲がる箇所は、氷の氷結をイメージさせる六角形の内角120度に設定するなど、細かい工夫も凝らす。

   ホーム用を身にまとって会見に登場した苫小牧市出身のFW相木隼斗(22)は「すごくかっこいい」と相好を崩しながら、「ファンの心をわしづかみにしたい」と胸を弾ませた。

   アウェー用を着用したDFハリデー慈英(24)は「シンプルでとても親しみやすいと思う。新しい競技ファン獲得のためにも、現代風のデザインはなじみやすい」と話した。

   チームは来月始動予定。王子イーグルスとして2020~21シーズンを戦った社員選手や契約選手のほとんどが新チームに合流する見立てで、菅原監督は「選手、スタッフ全員で地域の皆さん、日本のアイスホッケー界に喜んでもらえるようなチームにしたい」と意気込んだ。

   運営会社の竹俣一芳社長(61)は「苫小牧は日本で一番アイスホッケーが盛んな街だと思っている。しっかり根を下ろして、地域の活性化に貢献していきたい」と語った。

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