1日付で就任。「新型コロナウイルス感染拡大の影響で制約もあるが、利用者に満足してもらえるような取り組みを模索していきたい」と話す。

　札幌市内の民間企業に勤務後、2007年、苫小牧市役所に入庁。保健福祉部医療助成課（当時）、市教育委員会学校教育部学校教育課（同）を経て、健康こども部青少年課の課長補佐、課長を6年間務めた。

　「子どもの健全育成に関わる業務を長く続けてきた。経験を生かすことができれば」と力を込める。科学センターは生涯学習の場として幅広い世代に利用されており、「将来の市を担う子どもたちはもちろん、科学や理科に興味を抱いて足を運んでくれる人たちを大切にしたい」。

　渡島管内八雲町出身。北海道大学法学部卒。妻と中学3年、小学6年の子どもとの4人暮らし。