アイスホッケーアジアリーグ・ジャパンカップで優勝した王子イーグルスの菅原宣宏監督(45)、小川勝也(35)、荻野順二(42)両コーチが30日、苫小牧民報社を訪れ、宮本知治議長兼社長とアイスホッケー談議に花を咲かせた。
4月からクラブ化しレッドイーグルス北海道として新時代を歩む王子は、新型コロナウイルスの影響で中止となったロシア、韓国を含めた通常のアジアリーグの代替となるジャパンカップを制覇。95年の実業団活動を華やかに締めくくった。
菅原監督は27、28両日に本拠地白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で行われ、連日1000人を超える観客が足を運んだ横浜グリッツとの最終戦を振り返り、「王子のユニホームを着たファンで会場が埋まるのを見て、歴史の重みをひしひしと感じた」と言う。
クラブ化後も「王子のいいところを引き継ぎながら、新しいことにもどんどん挑戦していきたい」と意気込んだ。
宮本議長は「有終の美を飾ることができて良かった。いったんリフレッシュして、また来季も頑張ってほしい」と激励の言葉を掛けた。