道と札幌市は19、20の両日、新たに33人(19日17人、20日16人)の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。このうち7人(19日1人、20日6人)の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1960人(実人数1938人)となった。
札幌市は19日、10~30代の男女11人と年代非公表の女性、年代・性別非公表4人の計16人の感染を確認した。同日までの感染確認で、ススキノ地区のホストクラブと市内のライブハウスで新たなクラスター(感染者集団)発生があったと発表。ホストクラブでは従業員と利用客の計9人、ライブハウスでは出演者とスタッフの計5人の陽性が判明。市内のクラスターは22、23例目となる。
同市では20日も、10~80代の男女12人と年代非公表の男性2人、年代・性別非公表1人の計15人の感染を確認。このうち1人はクラスターが発生したホストクラブの従業員で、同店の感染者は計10人となった。また、ススキノ地区の接待を伴う飲食店関連は20日までに8人増え、計48店舗、117人となった。
道は19日、石狩管内の年代非公表の女性の感染を確認。20日は石狩市の10代の男子学生の陽性が判明した。
道内で治療を終えて回復したのは1756人。現在の患者数は98人で、重症は1人。106人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には48人が入所している。