拓勇 サヨナラ勝ちで栄冠、泉野破る 少年野球神出設計旗争奪大会

  • スポーツ, 野球
  • 2020年8月10日

 少年野球の第13回エコアハウス神出設計旗争奪大会最終日は8日、苫小牧市少年野球場でトーナメント決勝を行った。拓勇ファイターズが、無死満塁で始まる延長八回タイブレークの末9―8で泉野イーグルスにサヨナラ勝ちし、頂点に立った。拓勇は16日に苫小牧市で開かれるファイターズチャンピオンシップ胆振予選切符を手にした。

 大会は、市内14チームが参加して1日に開幕。競技3日間で熱戦を繰り広げた。

 ▽決勝

 泉野イーグルス

 20012021 =8

 00300222x=9

 拓勇ファイターズ

 (延長八回タイブレーク)

 ▽準決勝 泉野イーグルス5―1北光ファイターズ、拓勇ファイターズ8―1沼ノ端スポーツ少年団

 「絶対に勝つ」気持ち込め

 大接戦制した拓勇

 泉野イーグルスとの大接戦を制して優勝した拓勇ファイターズの金澤優佑主将(拓進小6年)は「絶対勝つという気持ちでプレーした」と語り、「優勝できて本当によかった」とほっとした表情を見せた。

 決勝は同点で進み、七回から無死満塁のタイブレークに突入。先攻の泉野に2点を献上した後、遊撃手で先発出場していた金澤主将が2死で救援し、後続を打たせて取った。

 練習試合を含めても、登板の経験がなかったため、「正直びっくりした」と話す。意を決してマウンドに上がり、「とにかくミット目掛けて投げた。抑えられてよかった」と振り返った。

 試合を決めるサヨナラ打は捕手の谷口颯(はやて)=同=が放った。谷口は「ここで決めると思って打席に入ったが、かなり緊張していた。インコースを狙って打った」と話していた。

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