苫小牧市の日吉町町内会(板野勝会長)は1、2の両日、新型コロナウイルス感染拡大で生活に影響が出ていることへの見舞金として、会員1世帯当たり2000円分の商品券を配布した。1日に日吉総合福祉会館で仕分け作業を実施。その後、役員ら27人が手分けして各会員729世帯を訪問し、届けた。
同町内会は新型コロナの影響で2月下旬から活動を休止中。今月開催予定だった「盆踊り」も中止が決まっており、会員同士で交流する機会が失われている。こうした状況を踏まえ、会員宅を訪問してそれぞれの生活の様子を把握するとともに、商品券をお盆の行事などに役立ててもらおうと企画した。
板野会長は「早く活動を再開したいが、現時点でめどは立っていない」とし、10月までは全ての行事を見送るとしている。