苫小牧市内の高校8校のうち6校で1日から、例年より遅い夏休みが始まった。残る2校も11日までに休みに入る。新型コロナウイルス流行に伴う臨時休校の長期化で授業時数を確保する必要があり、各校でスケジュールを大幅に変更。一部は始業式も早めるなど、すべての高校が休み期間を短縮して授業時間を確保する考えだ。
各高校は当初、7月23~29日にかけて夏休みに入る予定だった。しかし、新型コロナで授業時間の不足が課題となったため、苫小牧東、苫小牧南、苫小牧西、苫小牧中央、苫小牧工業、苫総合経済の6校は休み開始を8月1日に変更。駒大苫小牧は8日、苫高専も11日にそれぞれずらした。
高校の場合、例年なら20~25日間はあった休み日数も12~18日間に短縮。休み明けの始業式も8月16日以降に順次行われる予定だ。