道と札幌市は7月31日、新たに15人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち9人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1428人(実人数1409人)となった。
道は胆振管内の男性会社員(年代非公表)、千歳市の80代女性、恵庭市の20代の女性医療従事者、石狩管内の20代男性の学生2人、釧路管内の男性(年代・職業非公表)、愛知県在住で20代の女性会社員の計7人の感染を発表。うち、3人の感染経路が分かっていない。
札幌市では、20代の女性2人(会社員と職業非公表)、30代の男女2人(アルバイトと従業員)、70代の女性、年代非公表の男女3人(職業非公表)の計8人の陽性を確認。うち、6人の感染経路が不明という。
道内で治療を終えて回復したのは1243人。現在の患者数は82人で、3人が重症。103人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には25人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は7・3人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は4・1人(同3人以下)(3)入院患者数は57人(同250人以下)―となり、感染経路不明が指標を上回っている。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は0・97人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を17日連続で上回った。