札幌市は24日、新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち2人の感染経路が不明。道による新規感染者の確認はなかった。道内の感染者は延べ1377人(実人数1360人)となった。
札幌市では20代の女性会社員2人と男性会社員、30代の無職女性と男性従業員、40代の自営業男性の計6人の陽性が判明。この中には、ススキノ地区の接待を伴う飲食店関係者が含まれているという。
ススキノ地区に23日設置された臨時のPCR検査センターでは34人が検査を受けた。
道内で治療を終えて回復したのは1188人。現在の患者数は86人で、重症は4人。103人が死亡している。軽症者向けの宿泊療養施設には27人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は7・3人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は2・7人(同3人以下)(3)入院患者数は59人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・97人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を10日連続で上回った。