道と札幌市は14日、新たに8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち2人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ1304人(実人数1287人)となった。
道は、東京都の20代男子学生の感染を確認。道内の実家に帰省中の12日に発熱し、13日に陽性が判明した。感染経路は不明という。
札幌市は30~90代の男女7人(うち3人は年代非公表)の感染を公表。このうち6人はすでに感染が確認されている人の同居家族や別居家族、知人など。年代・職業非公表の男性のみ感染経路が分かっていない。
道内で治療を終えて回復したのは1136人。現在の患者数は66人で、重症は5人。102人が死亡。軽症者向けの宿泊療養施設には9人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は3・7人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は1・3人(同3人以下)(3)入院患者数は57人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・49人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を8日連続で下回った。