道と札幌市は11、12の両日、新たに5人(11日1人、12日4人)の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内の感染者は延べ1294人(実人数1277人)となった。
道は11日、十勝管内の年代・性別・職業非公表の1人の感染を確認した。札幌市は12日、60代の会社員と無職の男性2人、10代の小学生男子、年代・性別・職業非公表の計4人の感染を発表。うち、60代の無職男性の感染経路が不明という。
道内で治療を終えて回復したのは1132人。現在の患者数は61人で、5人が重症。101人が死亡した。軽症者向けの宿泊療養施設には5人が入所している。
道が独自に設定している3指標については(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は2・4人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は1人(同3人以下)(3)入院患者数は56人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・32人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を6日連続で下回った。