市民の健康のため、日々尽力する医療従事者に感謝を―。苫小牧生花商組合、鵡川花き生産組合、苫小牧中央花卉の3団体が、苫小牧市立病院にねぎらいの花束300束を贈った。職員らはむかわ町で生産された色鮮やかな花を手に笑顔を見せた。
新型コロナウイルスの流行が続く中、医療従事者に感謝を伝えようと鵡川花き生産組合が提案。同町産のスプレーカーネーションやアルストロメリアなど計900本を花束にし、7日に苫小牧生花商組合の米田嘉慎組合長が同院へ届けた。松岡伸一院長はお礼とともに「今後も気を引き締めて頑張りたい」と述べた。
花束は各職員に配られ、新型コロナ感染対策本部に勤務する看護師の松浦しほみさん(47)は「花を眺めるだけで励みになる。とてもうれしい」と感謝。米田組合長は「今後も花を通じてできることをしていきたい」と話した。