札幌市は7日、新たに1人(年代・性別・職業非公表)の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。道内の感染者は延べ1278人(実人数1261人)となった。
同市によると、感染した人の感染経路は不明。発症した6月28日から2週間以内に東京都に滞在し、「夜の街」の接待を伴う飲食店を訪れていたという。
道による新規感染者の確認はなかった。
道内で治療を終えて退院したのは1106人。現在の患者数は71人で、うち重症は6人。101人が死亡した。軽症者向けの宿泊療養施設には6人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は2・1人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は0・6人(同3人以下)(3)入院患者数は65人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・29人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を6月24日以来、13日ぶりに下回った。