道と小樽市は4、5の両日で、新たに2人(各日1人)新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。札幌市では3日連続、新規感染確認はなかった。道内の感染者は延べ1277人(実人数1260人)となった。
小樽市では4日、80代男性の陽性が判明。クラスター(感染者集団)が発生している「昼カラオケ」ができるスナックの利用客の家族という。これで同市の「昼カラ」関連の感染者は計40人(うち2人死亡)となった。
道は5日、空知管内の年代・性別・職業非公表の1人の感染を公表。感染経路は不明で、濃厚接触者などを調べている。
5日時点で、道内で治療を終えて回復したのは1093人。現在の患者数は83人で、重症は6人。101人が死亡。軽症者向けの宿泊療養施設には8人が入所している。
道が独自に設定している3指標については、(1)1日の新規患者数(直近1週間の平均値)は5・4人(目標10人以下)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同)は0・7人(同3人以下)(3)入院患者数は75人(同250人以下)―となり、すべて達成している。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・72人となり、国の緊急事態宣言解除の目安だった「0・5人程度以下」を上回っている。