５月下旬に苫小牧市内で開かれた苫小牧管工事業協同組合の総会で、新しい代表理事に選任された。「水道は大事なインフラ」と受け止め、水道メーターの検針など組合の活動で収益性を高め、組合員の知識向上や発展に貢献する考えを示す。

　 　業界動向については、将来的な人口減少で一般住宅における水道設備設置工事の受注が減っていくと予測。「市場が小さくなる中で１０年後をどうするか。組合員の業務に影響が出る可能性もある」と危機感を持つ。

　 　新型コロナウイルスの流行により、住宅メーカーのイベント中止が相次ぎ、消費者ニーズの変化を注視している。「コロナ後の生活様式が変わるなら、業界として今までと違う対応を考えないといけない」と話した。

　 １９６３年８月生まれ。苫小牧市出身。成友設備代表で、２００９年から苫小牧管工事業協同組合副理事長を務めた。趣味は読書。