連合苫小牧(南部谷康史会長)は6月末まで市民らに提供を呼び掛けた未開封、未使用マスクの寄贈数が752枚に上ったと発表した。このうち、国が新型コロナウイルス予防策の一環で全世帯に一律2枚を配った「アベノマスク」と呼ばれる布マスクが504枚と、全体の約7割を占めた。
連合苫小牧は、5月20日から苫小牧市末広町の事務所や立憲民主党と国民民主党の両党の市内事務所に、回収ボックスを設置。市販の布マスクや不織布マスクなど新品(手作りマスクを除く)の寄贈を6月30日まで受け付けた。
寄贈されたマスクは高齢者施設などに提供される予定。