全国高校総合体育大会第74回全国高校アイスホッケー競技選手権大会(インターハイ)が21日、苫小牧市で開幕した。全国から集った28校が24日までの4日間の競技日程で、トーナメント戦を展開する。東胆振勢は前大会優勝の駒大苫小牧のほか、北海道栄、苫小牧中央、苫小牧東、苫小牧工業の5チームが参加し、全国の頂点を狙う。
ネピアアイスアリーナで20日には開始式が行われ、駒大苫小牧の中谷采士郎主将が優勝杯を返還。金澤俊市長は「インターハイは特別な舞台で、目指してきた大会の一つだと思う。けがをせず、悔いの残らないよう全力を出し切ってほしい」と選手たちを激励した。
苫小牧工業の西村優空主将は「今まで支えてくれた仲間、家族、指導者、応援してくださる全ての方々へ感謝の気持ちを忘れず、3年間の集大成を氷都・苫小牧の地で、最後まで諦めず、全力を尽くす」と力強く宣誓した。
午前9時から市内の各会場で1回戦がスタート。地元勢は苫小牧中央が関西大一(大阪)を破ったほか、午後からは苫小牧東と北海道栄が激突。苫小牧工業は東北(宮城)とそれぞれ対戦し、駒大苫小牧は22日の2回戦から登場する。