伊勢ケ浜 親方、しみじみ

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  • 2025年1月18日

  伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、照ノ富士の引退会見の最後に弟子の横綱からサプライズで花束を受け取り、照れくさそうに笑った。日馬富士に続き、自身が育てた2人目の横綱。「残念だが、十分やった」とねぎらった。

   間垣部屋の閉鎖に伴い、2013年の幕下時代に伊勢ケ浜部屋に転籍してきた。厳しい稽古に耐えた照ノ富士の姿を懐かしみ、「よくついてきた」としみじみ。数々の修羅場を乗り越え、「横綱に昇進したこと自体が奇跡に近い」と語った。

   古傷を抱える両膝の痛みや持病の糖尿病に苦しみ、最近は「いつでも(引退を)言ってきていいよ、って気持ちだった」と明かす。「今までやってきたことを若い力士に伝えてほしい」と願った。

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