川戸、世界選手権準Vを報告 3月の大会へ意気込み語る スポーツチャンバラ

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  • 2025年1月15日
世界選手権二刀の部で準優勝の川戸(中央)=14日、苫小牧市役所

  苫小牧沼ノ端スポーツチャンバラクラブ所属の川戸渚(ウトナイ中2年)が14日、足立和舟代表と共に苫小牧市役所を訪れ、世界選手権(昨年12月、東京都)での準優勝を金澤俊市長に報告した。川戸は「(大会では)相手の攻撃を待って隙を突いて打つことができた」と喜びを語った。

   全世界から約800人が集う大会で川戸が出場したのは長剣と短剣の2本のスポンジ状の剣を用いて戦う「二刀の部」。3本勝負制。

   川戸は体格で勝る外国人選手にも当たり負けせず、順調に勝ち進んだ。大会を振り返って「剣速の速い日本人に比べ、外国選手は大きく振りかぶる戦い方だった」と語る。

   武道の要素も多く含まれるスポーツチャンバラとあって、空手道経験のある市長は同競技に興味津々な様子。5月に北海道クラブ大会が苫小牧で開催されると聞くと「ぜひ見に行きたい」と笑顔で語った。

   3月にジュニア選手の大会に出場する予定の川戸は「一番の目標は優勝。さらにその上のグランドチャンピオンでも優勝したい」と力強く語り、市長は「応援している。頑張って」と激励した。

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