おきて

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2025年1月15日

 日本に生息する野生のクマは、青森以南にすむツキノワグマと北海道にすむヒグマの2種類。ツキノワグマはやや小型だが凶暴性ではヒグマに劣らず、東北各地では毎年、大小の人身事故がある。

 秋田市では昨年11月、ツキノワグマがスーパーマーケットに侵入し職員を襲って店内に潜伏。商品を食べるなどして過ごし、その後駆除されている。12月23日には福島県喜多方市で体長90センチほどのツキノワグマが、家主が留守中の屋内に入り、こたつに頭からもぐって暖まっているところを帰宅した家主に見つかった。室内にあった菓子を食べたり、壁に寄りかかって過ごし、こたつが気に入ったのか逃げる様子はなかった。頭から布団にもぐったところを主人が描いた、お尻と後ろ脚だけのスケッチや首から下をこたつに入れてくつろいだ動画の横顔はコアラのようで、失礼ながらかわいい。麻酔入りの吹き矢を撃たれ冷たい雪の山に放されたとか。人にもクマにも、学ぶべきおきてがある。安易な同情は禁物だ。

 秋田県内ではその後も冬眠しないツキノワグマが各地で目撃されにぎやかな春到来を思わせる。道は12月に2023年度のヒグマ捕殺数を発表した。前年度のほぼ倍の1804頭。厳しくとも共存への道か。教え、学び合う春が近い。(水)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー