女子アイスホッケー五輪予選代表23人決まる 苫小牧舞台に「氷都最終決戦」

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2025年1月10日
アイスホッケー女子日本代表メンバーの発表記者会見後、ポーズを取る小池詩織主将(左から2人目)ら=9日、東京都新宿区

 日本アイスホッケー連盟は9日、東京都内で記者会見を開き、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪女子の最終予選G組(2月6~9日、北海道苫小牧市)に出場する日本代表「スマイルジャパン」選手23人を発表した。主将を務め、五輪3大会出場のDF小池詩織(道路建設)は「チームの目標である『圧倒して全勝』を達成して、五輪出場権を獲得したい」と語った。

 海外組はスウェーデンリーグのルレオHFでプレーするFW志賀紅音、同じくリンシェーピングのDF人里亜矢可。苫小牧の道路建設から6人、トヨタから3人が代表入りした。副主将として会見に臨んだ五輪2大会出場のDF細山田茜(同)は「厳しいトレーニングを積み重ねた。今までの努力を信じ、諦めず戦い、五輪出場を勝ち取りたい」と抱負を示した。

 今回の予選で日本は自国開催枠で出場した長野(1998年)の後、ソチ(2014年、ロシア)、平昌(18年、韓国)、北京(22年、中国)に続く5度目の出場を目指す。

 世界ランキング7位の日本、12位の中国、13位フランス、20位ポーランドが総当たり戦を行い、1位が五輪切符を獲得する。飯塚祐司監督は人選について「経験値の高い選手と若手で成長してきた選手を選んだ」と述べ、予選を展望して「(国代表の)ランキングは気にしていない。試合はタイトになる。残り期間で得点力を上げる強化を積み重ねる」と意気込みを示した。

 会見にはプロ野球DeNA元監督で日本連盟理事のアレックス・ラミレスさんも同席し、「できることをしっかりやれば、必ず結果はついてくる」と語った。

 ◆GK

 増原海夕 (道路建設ペリグリン)

 川口莉子 (Daishin)

 黒丸春香 (CrystalBlades)

 ◆DF

 細山田茜 (道路建設ペリグリン)

 小池詩織 (道路建設ペリグリン)

 人里亜矢可(LinkopingHC=SWE)

 志賀葵  (トヨタシグナス)

 関夏菜美 (SEIBUプリンセスラビッツ)

 山下栞  (SEIBUプリンセスラビッツ)

 佐藤虹羽 (Daishin)

 ◆FW

 浮田留衣 (Daishin)

 前田涼風 (道路建設ペリグリン)

 永野元佳乃(SEIBUプリンセスラビッツ)

 三浦芽依 (トヨタシグナス)

 黒須若菜 (道路建設ペリグリン)

 小山玲弥 (SEIBUプリンセスラビッツ)

 山下光  (SEIBUプリンセスラビッツ)

 志賀紅音 (LuleaHF=SWE)

 長岡真鈴 (SEIBUプリンセスラビッツ)

 輪島夢叶 (道路建設ペリグリン)

 伊藤麻琴 (トヨタシグナス)

 野呂里桜 (Daishin)

 野呂莉里 (Daishin)

 ※SWE=スウェーデン

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